冬の足音を地面で感じました
昨日は空を舞う風花についてブログに載せましたが、本日は目線を足元に向けてみました。
地面の土の部分に目を向けると、ボコボコとしていました。よく見ると光るものが…。
「霜柱」が顔をのぞかせていました。
「霜柱」は、最低気温がしばしば0 ℃以下になるという気象条件と、火山灰を含むという土壌条件(関東ローム層)の両方をそなえていて起こる現象です。
霜柱ができる流れとしては、①冬の冷えた夜に、②水分が地表で凍り、③地中の水分が毛細管現象によって地表方向に移動し、④地表で凍っている部分を押上げながら、ニョキニョキと柱状に凍結する。
左下の写真を見ていただくと、赤い矢印のところで2段になっているのが分かります。これは、2日かけて大きくなった霜柱ということが分かります。上の段が1日目(昨日)、下の段が2日目(今朝)です。
霜柱は、見て楽しく、ザクザクと踏むのも楽しいですね。
皆さんがお住いの近くや庭などで発見したら、よく観察をしてみてください。