お知らせ

大滝げんきプラザ体験活動安全管理の手引き

 1 企画段階における安全対策(活動計画を作る前に)

  安全に対する意識をもって、日程、プログラム内容、対象者、指導体制、用具・装備、緊急時対応

 などについて検討してください。天候や交通事情などによる突発的な計画変更にも対応できるよう、

 複数のプログラムを用意するなど、活動に無理が生じないような計画を立案してください。

 2 事前準備段階における安全対策

(1)下見(実地踏査)をお願いします

   事前の下見はしっかりと学校職員が行い、次の内容を確認してください。

   活動場所や危険箇所などの写真、ビデオ撮影も行ってください。(動画配信予定)

  ①安全な場所の選定

   活動場所が、目的や活動内容に合致しているか、予定している参加者(年齢、体力、運動

   能力など)に合うものかどうかを見極めて、場所の選定してください。

  ②危険な箇所などのチェック

   児童生徒の目線を意識して、複数で危険箇所のチェックを行ってください。

   危険箇所に加えて、当日の活動範囲や監視体制、荒天時の緊急避難場所や避難ルートもあわせて

   チェックしてください。

   また、当日の大滝げんきプラザ職員からの危険箇所の説明(下見・受付・活動開始前説明)は、

   しっかり参加する全員で聞いてください。

3 参加者の特徴の把握

  事前準備の段階で把握できれば、参加を認めないなどの対応によって危険を回避できる場合があり

  ます。

   ア 参加者の体力・能力

     体験活動では、実際に身体を動かす活動が含まれるため、参加者の基礎的な体力や運動能力、

     活動技術レベルについて確認が必要な場合がある。体力・運動能力に関しては、参加者のレ

     ベルに応じた無理のない計画を立て、実施場面では、弱者に合わせて行動することが大原則

     にあり、参加者の中に特に配慮が必要な人がいる場合、十分な対応ができる準備(スタッフ、

     用具など)をしてください。

   イ 参加者の行動・態度

     集団活動を進める場合には、ルールやマナーを守ることが重要です。

     ルールや公正さを無視した行動や、自分勝手などの逸脱行動は、事故やトラブルに発展する

     恐れがあることを指導しておく。

   ウ 参加者の意識・感情

     児童・生徒の不安や緊張などの意識などは、細心の注意を払ってください。

4 大滝げんきプラザ職員からの当日の活動前指導

    ①役割分担とコミュニケーションについて

     屋外での活動前に、コースや役割分担だけではなく、具体的な危険について、5~10分の

     指導する時間を予定してください。

    ②具体的な危険に対する意識づけ指導ポイント  以下の内容から具体的な指導を行います。

     自然体験活動中に想定される危険には、次のようなものがある。

     ・熱中症や日射病が原因(高温度、直射日光など)

     ・動植物が原因(クマ、ヘビ、ハチ、ウルシ、毒草・毒キノコなど)

     ・気象条件が原因(天候の急変、落雷、地震など)

     ・地理的条件が原因(転落、落石、急斜面、岩場、など)

     ・用具の操作技術が原因(切り傷、やけど、刺し傷など)

     ・疲労や心的要因が原因(判断ミス、パニック、過度の興奮など)

     ・健康状態と衛生管理が原因(発熱、下痢、食中毒など)

    ③危険箇所の確認

     撮影した写真を利用して、掲示板を常設展示し、危険箇所などを示します。

     直前までに追加される可能性があるので、活動前の説明でもしっかり指導を聞いてください。

     【安全に体験活動を行うために、必ずお読みください!!】

         A 体験活動安全に関する注意点(オリエンテーリング等).pdf

      B 体験活動安全に関する注意点(屋外炊事・焼き板).pdf

      C    体験活動安全に関する注意点(薪割).pdf

      D    体験活動安全に関する注意点(キャンプファイヤー).pdf

                   E くま鈴の貸し出しについて.pdf