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大滝げんきプラザ |
TEL:0494(55)0014 FAX:0494(55)0063 |
大滝げんきプラザ体験活動安全管理の手引き
1 企画段階における安全対策(活動計画を作る前に)
安全に対する意識をもって、日程、プログラム内容、対象者、指導体制、用具・装備、緊急時対応
などについて検討してください。天候や交通事情などによる突発的な計画変更にも対応できるよう、
複数のプログラムを用意するなど、活動に無理が生じないような計画を立案してください。
2 事前準備段階における安全対策
(1)下見(実地踏査)をお願いします
事前の下見はしっかりと学校職員が行い、次の内容を確認してください。
活動場所や危険箇所などの写真、ビデオ撮影も行ってください。(動画配信予定)
①安全な場所の選定
活動場所が、目的や活動内容に合致しているか、予定している参加者(年齢、体力、運動
能力など)に合うものかどうかを見極めて、場所の選定してください。
②危険な箇所などのチェック
児童生徒の目線を意識して、複数で危険箇所のチェックを行ってください。
危険箇所に加えて、当日の活動範囲や監視体制、荒天時の緊急避難場所や避難ルートもあわせて
チェックしてください。
また、当日の大滝げんきプラザ職員からの危険箇所の説明(下見・受付・活動開始前説明)は、
しっかり参加する全員で聞いてください。
3 参加者の特徴の把握
事前準備の段階で把握できれば、参加を認めないなどの対応によって危険を回避できる場合があり
ます。
ア 参加者の体力・能力
体験活動では、実際に身体を動かす活動が含まれるため、参加者の基礎的な体力や運動能力、
活動技術レベルについて確認が必要な場合がある。体力・運動能力に関しては、参加者のレ
ベルに応じた無理のない計画を立て、実施場面では、弱者に合わせて行動することが大原則
にあり、参加者の中に特に配慮が必要な人がいる場合、十分な対応ができる準備(スタッフ、
用具など)をしてください。
イ 参加者の行動・態度
集団活動を進める場合には、ルールやマナーを守ることが重要です。
ルールや公正さを無視した行動や、自分勝手などの逸脱行動は、事故やトラブルに発展する
恐れがあることを指導しておく。
ウ 参加者の意識・感情
児童・生徒の不安や緊張などの意識などは、細心の注意を払ってください。
4 大滝げんきプラザ職員からの当日の活動前指導
①役割分担とコミュニケーションについて
屋外での活動前に、コースや役割分担だけではなく、具体的な危険について、5~10分の
指導する時間を予定してください。
②具体的な危険に対する意識づけ指導ポイント 以下の内容から具体的な指導を行います。
自然体験活動中に想定される危険には、次のようなものがある。
・熱中症や日射病が原因(高温度、直射日光など)
・動植物が原因(クマ、ヘビ、ハチ、ウルシ、毒草・毒キノコなど)
・気象条件が原因(天候の急変、落雷、地震など)
・地理的条件が原因(転落、落石、急斜面、岩場、など)
・用具の操作技術が原因(切り傷、やけど、刺し傷など)
・疲労や心的要因が原因(判断ミス、パニック、過度の興奮など)
・健康状態と衛生管理が原因(発熱、下痢、食中毒など)
③危険箇所の確認
撮影した写真を利用して、掲示板を常設展示し、危険箇所などを示します。
直前までに追加される可能性があるので、活動前の説明でもしっかり指導を聞いてください。
【安全に体験活動を行うために、必ずお読みください!!】
A 体験活動安全に関する注意点(オリエンテーリング等).pdf
D 体験活動安全に関する注意点(キャンプファイヤー).pdf