出前講座にて小学生を対象とした人間関係づくりプログラムを行いました。
11月26日(金)に、加須げんきプラザ職員が熊谷市立三尻小学校に出向き、5年生を対象に加須げんきプラザの体験講座「人間関係づくりプログラム」を実施しました。
当日の午前中は、校内に6つの会場を設け、各会場で行われるアクティビティ(活動)を児童に体験してもらいました。午後は、体育館にて学年全体で取り組むアクティビティを行いました。先生方からも「林間学校が実施できなくても児童間の関係づくりを行えたことは、児童をはじめ、教職員にとっても非常に意義深いものでした。」と好評でした。
【参加した児童の声】
・今日の体験をして、みんなとの協力の仕方や、助け合いの仕方が改めて分かった。また、新しい協力の仕方やどうやったら仲良くできるかを考えられるようになった。
・男女関係なく、みんな、きずなが深まった。みんなと協力することが大切なことだと改めてわかることができた。
・友達が失敗したときなどに、「ドンマイ」「大丈夫、大丈夫」などを言えた。みんながワンチームになれたと思う。
【学校の先生方へ】
児童生徒の気持ちは、年度が変わればリセットされることが多いようです。一番顕著に表れるのは、上級学校に進学した時です。実際に、中学校の先生方が学級懇談の際に、保護者の方から「小学生の時は協調性の面で心配でしたが、中学に進学して変化が見られた。」等の話を、聞くことがあるようです。進学したことで児童生徒の気持ちがリセットされ、「頑張ろう」「自分を変えてみよう」という新たな気持ちが、その姿勢となって表れたからではないでしょうか。
加須げんきプラザでは、今回のGenki通信で紹介させていただいた「人間関係づくりプログラム」が、年度が変わって児童生徒の気持ちがリセットされた際に、さらに良い方向にもっていくことができる1つの手法であると考えています。より良い学級づくりのために、このプログラムを御利用してみてはいかがでしょうか。