2021年11月の記事一覧
冬の足音を地面で感じました
昨日は空を舞う風花についてブログに載せましたが、本日は目線を足元に向けてみました。
地面の土の部分に目を向けると、ボコボコとしていました。よく見ると光るものが…。
「霜柱」が顔をのぞかせていました。
「霜柱」は、最低気温がしばしば0 ℃以下になるという気象条件と、火山灰を含むという土壌条件(関東ローム層)の両方をそなえていて起こる現象です。
霜柱ができる流れとしては、①冬の冷えた夜に、②水分が地表で凍り、③地中の水分が毛細管現象によって地表方向に移動し、④地表で凍っている部分を押上げながら、ニョキニョキと柱状に凍結する。
左下の写真を見ていただくと、赤い矢印のところで2段になっているのが分かります。これは、2日かけて大きくなった霜柱ということが分かります。上の段が1日目(昨日)、下の段が2日目(今朝)です。
霜柱は、見て楽しく、ザクザクと踏むのも楽しいですね。
皆さんがお住いの近くや庭などで発見したら、よく観察をしてみてください。
風花舞う季節へ
今朝、甲武信ヶ岳辺りの山が雪雲に包まれている様子が見えました。秩父市内では、朝の気温が氷点下になることもあり、冬の足音がきこえてきました。
冬を感じ始めた本日の良く晴れた午前中、風花が舞いました。風花とは、雪の積もっている風上から、風に吹かれてまばらに飛んでくる雪ことです。
本所から見える白泰山のあたりにも、雪雲が見えました。もしかしたら、白泰山に降っていた雪が風にのり大滝げんきプラザまで来たのかもしれません。
季節はいよいよ冬へと入っていきます。本所にお越しの際は、暖かい服装でお越しください。
11月13日 スターウォッチング受付中!
11月13日18:00~19:30、本所にてスターウォッチングを行います。
現在の予報では、天気も良く絶好の星空観察の時間となりそうです。
当日は、月はもちろんのこと、土星や木星も観察することができます。運が良ければ18時頃、金星も観察することができるかもしれません。
スターウォッチングは、電話で受け付けています。受付は前日12日の17時までとなっております。
ぜひお申込み下さい。
※写真は、昨年度12月の星空観察の主催事業時に、職員が撮影したものです。