2020年12月の記事一覧
12月主催事業「年の瀬手作りフルコース」が無事行われました。
12月19日(土)から20日(日)にかけて、家族向けの宿泊主催事業を行いました。
体験活動①では、所内を散策して木の実や葉などの自然物を集め、クリスマスリース作りをしました。今回は、カッターナイフで切り出して立体的に立ち上げた紙を台座にした作品です。一人一人の作品に創意工夫が見られました。
体験活動②では、星空観察を行いました。澄み切った冬の空気の中、たくさんの星座がはっきりと全形を表し、木星と土星の超接近もばっちり観察することができました。
体験活動③では、そばガレット作りを行いました。外国のそば文化をクイズ形式で最初に学び、家族ごとにホットプレートで焼いて食べました。また、途中で、本所で栽培したそばの実を石臼で挽く体験もしました。主食ガレットとデザートガレットを堪能していただき、そばの新たな魅力を体験していただいました。
体験活動④では、レクリエーションで交流を深めました。大学生ボランティアの考えたゲームを皆で楽しみ、温かい雰囲気に包まれました。新型コロナウイルス対策も考慮しながらゲームを考えてくれた学生ボランティアの活躍がうれしかったです。
体験活動⑤では、門松ケーキ作りに挑戦しました。参加者全員が初挑戦となった門松ケーキ作り。家族内で交流しながら、世界にひとつだけのオリジナルケーキを作りました。時間も忘れ没頭し、大作が数多く生まれ、おいしくいただきました。
調理や工作をとおして、子どもたちが主体的に学び、家族団欒の時間がたくさんできました。大人も子どもも、すごい集中力と想像力で活動されており、いきいきとした有意義な2日間を過ごせていただけたのではないでしょうか。参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
主催事業「星空を見よう!(ふたご座流星群)」
12月12日(土)~13日(日)に主催事業「星空を見よう!(ふたご座流星群)」が行われました。
12日(土)は、朝から天気予報は晴れマークでしたが、空を見上げると雲が多く、心配しながら参加者を迎えました。
体験活動Ⅰとして「一番星を見よう」、「木星と土星のコラボ」を行いました。木星と土星は雲の隙間から少しだけ見ることができました。また、一番星を見つけた参加者は大きな声をあげていました。
体験活動Ⅱとして「大滝の星空を観察しよう」では残念ながら、厚い雲に覆われ観察ができなかったので、本所の星の講師の方に「はやぶさⅠ・Ⅱ」や「今日の星空」の話をしていただきました。とても熱のこもった話に、参加者の方も聞き入っていました。
体験活動Ⅲ、本主催事業のメインでもある「ふたご座流星群を見よう」では、参加者が外に出ると雲が少しずつ流れていき、星空が見えてきました。そしてその後は、たくさんの星たちが顔を出し、天の川まで見えました。そして、流れ星が流れるたびに大きな歓声が上がりました。参加者の嬉しそうな顔を多く見ることができ、流れ星を20個以上見られたという声もいただきました。
2日目の早朝、体験活動Ⅳとして、「月と金星のコラボ」を行いました。日の出前の東の低空で、接近した細い月と金星の光景は、みごとでした。双眼鏡や望遠鏡で観察したり、写真に撮ったりすることができました。その後、体験活動Ⅴとして「星座クラフト」を行い、とてもきれいなお土産を作ることができました。大人も子供もとても集中して作業をすることができました。
本事業を通して、星の素晴らしさを感じ、充実した時間を過ごしていただくことができました。ぜひ、これからも星に興味を持ち、星空を眺めていただければと思います。