2025年2月の記事一覧
2月15日 トレッキング講座
当日は、数日続いた寒さが緩み、晴天に恵まれトレッキング日和のなか、野上駅をスタートし、蓬莱島公園、岩畳をめぐり、自然の博物館をゴールとするコースを歩きました。途中、ロウバイの香りや梅の膨らんだつぼみを鑑賞しつつ、山岳ガイドさんから各所の解説をしていただきました。また、トレッキングをするための準備や計画、持ち物、注意するべきこと、命を守る必需品など、体験談を交えながら詳しく丁寧に説明していただきました。
【参加者の感想】
初心者には丁度よい運動量でした。登山の豆知識、準備、山岳救助の話がとても参考になったので、今後のトレッキングに活かしたいです。(大人)
山岳ガイドさんの体験談を交えたお話は大変楽しかったです。本格的なトレッキングをしたい気持ちになりました。(大人)
山登りをする前には、必ず計画を立てることやその地域のことを調べておくことが大切だと教えてくれました。(子供)
「学際的な探究」活動で 埼玉県の地形と治水を学習
県立高校学際的な学び推進事業「学・SAITAMAプロジェクト」の一環として、埼玉県立坂戸高等学校が地学野外実習(総合的な探求の時間の学習)で大滝げんきプラザをご利用していただきました。
「学・SAITAMAプロジェクト」とは、県教育委員会で実施している事業です。指定校での取組や教職員研修会を通して、埼玉県の高校生が未知の課題に果敢に挑戦し、創造的な未来を築いていく力を育むために、「学際的な探究」活動を推進している事業です。
今回ご利用いただいた坂戸高校では、埼玉県の地形と治水をテーマに地学と地理の教科を関連付けて、教科横断的な学習を進めていました。
初日(1/25)は、県立川の博物館(寄居町)、合角ダム(秩父市)で地形や治水の学習で施設を見学し、大滝げんきプラザで学びの共有と天体観測、宿泊をしていただきました。
2日目(1/26)は、県立自然の博物館(長瀞町)で地学の学習と鹿島古墳群(深谷市)近くの荒川河床で化石の採取をする行程でした。
県内複数の施設へ訪れ、実際に目・耳・肌で触れることで生徒の探究活動を深めさせ、より効率的でより深い学びが期待できる実習内容となっています。
地学野外実習の様子は坂戸高校HPでご覧になれます。
【坂高の総探 https://sakado-h.spec.ed.jp/page_20210120054846】
坂戸高校の皆さんは、学びを深めるために生徒同士での情報共有を宿泊棟の談話室で行っていました。もし多くの利用者がいた場合、本所には最大100人規模で使用できる研修棟があり、学習活動や研修会、体験活動などで使用することが可能です。
また地学の学習として、天体望遠鏡を持参して星の観察を行っていました。この時期の大滝で見える星は大変きれいです。講師に依頼をしていただければ、星の話を聞きながら天文台で天体観測することが可能です。詳しい内容は、HPトップページの「ガイドブック」をご覧ください。