近況報告
いよいよ冬の訪れが
秩父地方では、秩父夜祭(12月2日~3日)とともに冬が来るといわれています。
昨日(5日)午後3時ごろから降り始めた雨が、一夜明けた本日(6日)も降り続きました。朝の出勤時には、研修棟への渡り廊下屋根、屋外炊事場A屋根、栃本広場へ向かうハイキングコースの杉林、所内切り株がうっすらと白くなりました。もっとも、この雪は気温の上昇とともにすぐに解けてしまいました。このような気象条件のため、進入路には積雪がなく、安心して安全に通行できました。
本格的な冬の到来はまだですが、いよいよ本所でも冬支度を始めます。融雪剤や除雪用具を準備します。
来所いただく皆さん、秩父地方の天気や気温をご確認ください。特に、秩父市内と比べ600m以上標高が高い本所は、約4度気温が下がりますので、防寒対策をしっかりとお願いします。
日帰り主催事業「天体SHOW~皆既月食を観察しよう~」
11月8日(火)に、日帰り主催事業「天体SHOW~皆既月食を観察しよう~」を開催しました。
当日は夕方から集合し、まずは月食のしくみについて、双眼鏡の使い方を学びました。
その後、外に出て月食の観察を行いました。月がだんだんと欠けていく様子を双眼鏡や望遠鏡で観察を行いました。
天候に非常に恵まれた夜空の中、月が欠けていくにつれて、参加者の気持ちも高まり、感動の声をあげていました。
そして19時16分、地球の影に月が全て入り、皆既食となり月が赤銅色になりました。普段では見ることのない月の色に多くの参加者が夢中で観察をしておりました。
今回の主催事業では、月だけでなく星座、木星、土星等の観察も行い、参加者の方に、より広く深く天体にふれていただきました。
利用学校の取り組み
本所を利用していただいた、秩父地域の小学校の先生が活動の2日前に事前準備のため来所され、大滝げんきプラザ内にオリジナルのチェックポイントを掲示していました。チェックポイントには先生方の出すミッションをクリアしなければならないものもあるようで、非常に興味深い活動を用意されていました。
大滝げんきプラザにもフォトオリエンテーリングやハンターゲーム等の所内を使用した体験活動の用意はありますが、このような大滝の自然をいかしつつ、学校の特徴に応じて活動を組み立てていくことも、大滝げんきプラザでの活動を充実させる手段の一つなのかな、と思います。
10月主催事業「秋をまるごと遊んで・とって・味わって」
10月22日(土)~23日(日)の1泊2日で主催事業「秋をまるごと遊んで・とって・味わって」を実施しました。
はじめに小鹿野町の農家の方の畑をお借りし、芋ほり体験をしました。土の中から芋を見つけると、汚れるのもわすれて一生懸命掘っていました。たくさんの芋が取れて参加者の方はみんなとてもうれしそうでした。
げんきプラザに戻ってからは、紅葉が進んできた秋の大滝の木々を観察しながら所内散策をしました。ドングリや栗などの木の実をたくさん見つけることが出来ました。なかには職員の説明や見つけた木の名前を一生懸命記録している人もいました。すすんで学習に取り組む姿勢が素晴らしかったです。
夜の星空観察では、観察開始前、空には雲がかかっていて観察できるか心配していました。しかし、観察が始まる時間になると同時に雲が晴れ、星空観察に最適な空になりました。参加者の皆さんの「星が見たい!」という思いが空に届いた結果だと思いました。きれいな星空のもと、双眼鏡や望遠鏡を使って木星や土星など、たくさんの星を見ることができました。
2日目はドラム缶でピザを焼きました。生地をこねるところからスタートしましたが、家族で協力して、皆さんとてもおいしいピザが焼きあがっていました。
2日間でたくさんの秋を感じることが出来ました。
次の宿泊主催事業は12月に星の観察を行います。興味のある方はぜひお申込みください。
大滝は冬景色
思いのほか早い冬がやってきました。奥秩父の山々は雪景色です。
大滝げんきプラザは、今朝は5℃、昨日は日中も10℃を超えませんでした。
ご利用の皆様には、服装にご注意ください。(所長)