近況報告
4月1日 積雪の状況
センター棟前
多目的広場
本日の大滝げんきプラザは、一日雪が降り続いています。
プラザまでの道中は所々積雪がありますので、雪用タイヤが必要となります。
また、雪の影響で、木が垂れ下がっていたり、折れていたりするので、気を付けてお越しください。
3月1日・2日「親子で星空観察会Ⅳ」
2月の終わりから暖かい日が続き、標高約900mにある大滝げんきプラザにも春を感じさせる陽気の中、今年度最後の観察会を実施しました。
双眼鏡操作研修では使用方法を学習し、実際に外に出て目標物にピントを合わせる演習を行いました。講師の先生による講話では、光の速さや天体の動きについて詳しく説明していただきました。その後、夜の星空観察では双眼鏡、天文台、天体望遠鏡の3グループに分かれ、それぞれの天体観測機器を利用して、金星、火星、木星、冬の星座を観察しました。
今回の夜空は月がなく、普段見られない暗い星まで見ることができ、参加者の皆さんは、大滝の星空を堪能している様子でした。
【参加者の感想】(大人)
・望遠鏡や双眼鏡を使った星空観察は、初めてだったので感動しました。望遠鏡は一家で1台使用でき、じっくり見られたことがよかったです。
・天文台では、講師の先生が星雲や星座について詳しく説明してくれたので、子どもたちの勉強になりました。
・子どもが学校で学んだ知識が星空の観察会で活かされました。さらに天体に対する理解が深まったと思います。
【参加者の感想】(子供)
・天文台での観察では、星が近くに見えて とてもきれいでした。観察会の間、講師の先生や職員の皆さんが丁寧に教えてくれたので、とても分かりやすかったです。
・双眼鏡や望遠鏡の使い方を教わったり 星がきれいに見えたりしたので、これまで行った星空観察会の中で、大滝が一番良かったです。
・げんきプラザで、星について見たこと聞いたことを学校の授業などに活かしていきたいです。
来年度も星空観察会を予定しております。楽しみにしていてください。
2月15日 トレッキング講座
当日は、数日続いた寒さが緩み、晴天に恵まれトレッキング日和のなか、野上駅をスタートし、蓬莱島公園、岩畳をめぐり、自然の博物館をゴールとするコースを歩きました。途中、ロウバイの香りや梅の膨らんだつぼみを鑑賞しつつ、山岳ガイドさんから各所の解説をしていただきました。また、トレッキングをするための準備や計画、持ち物、注意するべきこと、命を守る必需品など、体験談を交えながら詳しく丁寧に説明していただきました。
【参加者の感想】
初心者には丁度よい運動量でした。登山の豆知識、準備、山岳救助の話がとても参考になったので、今後のトレッキングに活かしたいです。(大人)
山岳ガイドさんの体験談を交えたお話は大変楽しかったです。本格的なトレッキングをしたい気持ちになりました。(大人)
山登りをする前には、必ず計画を立てることやその地域のことを調べておくことが大切だと教えてくれました。(子供)
「学際的な探究」活動で 埼玉県の地形と治水を学習
県立高校学際的な学び推進事業「学・SAITAMAプロジェクト」の一環として、埼玉県立坂戸高等学校が地学野外実習(総合的な探求の時間の学習)で大滝げんきプラザをご利用していただきました。
「学・SAITAMAプロジェクト」とは、県教育委員会で実施している事業です。指定校での取組や教職員研修会を通して、埼玉県の高校生が未知の課題に果敢に挑戦し、創造的な未来を築いていく力を育むために、「学際的な探究」活動を推進している事業です。
今回ご利用いただいた坂戸高校では、埼玉県の地形と治水をテーマに地学と地理の教科を関連付けて、教科横断的な学習を進めていました。
初日(1/25)は、県立川の博物館(寄居町)、合角ダム(秩父市)で地形や治水の学習で施設を見学し、大滝げんきプラザで学びの共有と天体観測、宿泊をしていただきました。
2日目(1/26)は、県立自然の博物館(長瀞町)で地学の学習と鹿島古墳群(深谷市)近くの荒川河床で化石の採取をする行程でした。
県内複数の施設へ訪れ、実際に目・耳・肌で触れることで生徒の探究活動を深めさせ、より効率的でより深い学びが期待できる実習内容となっています。
地学野外実習の様子は坂戸高校HPでご覧になれます。
【坂高の総探 https://sakado-h.spec.ed.jp/page_20210120054846】
坂戸高校の皆さんは、学びを深めるために生徒同士での情報共有を宿泊棟の談話室で行っていました。もし多くの利用者がいた場合、本所には最大100人規模で使用できる研修棟があり、学習活動や研修会、体験活動などで使用することが可能です。
また地学の学習として、天体望遠鏡を持参して星の観察を行っていました。この時期の大滝で見える星は大変きれいです。講師に依頼をしていただければ、星の話を聞きながら天文台で天体観測することが可能です。詳しい内容は、HPトップページの「ガイドブック」をご覧ください。
1月17日 星空観察会出前事業
PTA主催星空観察会の出前事業で丹荘小学校へ行ってきました。
たくさんの子どもたちとその保護者の皆さんが集まり、学校の先生方から冬に見える星や太陽系にある惑星、双眼鏡の使い方の説明がありました。その後、げんきプラザで用意した双眼鏡や天体望遠鏡を所員が、天体に照準を合わせながら星空観察を行いました。この日、主に観望できた天体は、太陽系の惑星、金星、土星、木星でした。
双眼鏡や天体望遠鏡から星を見た参加者からは、「金星が満ち欠けしていて蒲鉾みたいになっている」「土星のリングが見えたので感動した」「木星の表面にしま模様がみえた」などの声が聞こえました。