Genki通信(加須げんきプラザの活動報告)

2020年5月の記事一覧

加須のうどん紹介

 月日が経つのは早く、もう5月も下旬です。本日は、加須げんきプラザの体験活動の1つ「手打ちうどんづくり」でおなじみの、加須のうどんについて、取り上げてみたいと思います。

 

1 加須うどんの歴史

 加須市は昔ながら「手打ちうどん」が有名です。江戸時代半ばに不動ヶ岡不動尊總願寺の門前で参拝客にうどんを振る舞ったのが始まりだと言われています。

 加須市内では、現在も冠婚葬祭の締めくくりには、うどんがよく振舞われているようです。家でうどんを打つ方も多くいらっしゃいます。うどんが暮らしの中に深く根付いており、非常に馴染み深い食べ物なのです。

2 加須うどんの特徴

 加須うどんの特徴は、ぴかぴかの光沢、みずみずしさ、手打ちならではのコシです。栽培が盛んな小麦の地粉を使用して、季節によって塩や水加減、めんの太さを変えたり、「手捏ね」「足踏み」「寝かせ」といった工程を通常より時間をかけて行ったりします。食べ方は、水洗いした冷たいうどんに、あっさり味の冷たいつゆでいただくのが一般的ですが、もちろん、温かいつゆでいただくこともできます。皆様も、ぜひ御自宅等でうどんを楽しんでみてはいかがでしょうか。