Genki通信(加須げんきプラザの活動報告)

Genki通信

主催事業「星空散歩①」を行いました。

 令和3年12月18日(土)に花咲徳栄高校の天文部の皆さんの御協力のもと、加須げんきプラザ主催事業「星空散歩①」を開催いたしました。当日は雲一つない夜空でしたが、12月らしく非常に寒い夜となりました。

 最初に天文部の生徒の皆さんの指導で、「星座早見盤」を制作しました。高校に設置されている「プラネタリウム」では、天文部顧問の先生から冬の星空を分かりやすく解説していただきました。高校の天文台に設置された最新大型天体望遠鏡を使用しての天体観測では、土星の環や木星、アルビレオという二重星を観察することができました。参加者は皆興奮した様子で、普段見られない星の姿をはっきり見られたことに大変感動していました。

親子で協力して星座早見盤を作成中!プラネタリウムで星空について学びました。

 その後、高校の屋上で天体望遠鏡を使用しての天体観測を行いました。大変盛りだくさんの内容となりましたが、寒い中、花咲徳栄高校天文部の顧問の先生と生徒の皆さん、御協力ありがとうございました。

屋上で星空観測中!

 参加された皆様も大変喜び、何かを感じ取ってくれたようです。また、高校生の交流は子供たちにとっても刺激になったのではないでしょうか。

 抜粋ですが、参加者の声を掲載します。

 

【参加者の声】(一部抜粋)

 ・いろいろな星について、覚えられたことがうれしかった。(小学生)

 ・高校のお姉さんやお兄さんに、星座早見盤の作成や星のことについて、教えてもらえました。とても、わかりやすく、すごいなあと感じました。(小学生)

 ・山の方に泊まりに行くことがあったら、今日制作した星座早見盤を持っていき、星座を探してみたいです。(保護者)

 ・花咲徳栄高校の生徒さん方がしっかりサポートしてくださり、ありがたかったです。寒い中、みなさん、ありがとうございました。(保護者)

 

【お知らせ】

 令和4年2月5日(土)に予定されていた「星空散歩②」は事業運営上、開催が困難となったため中止とさせていただきます。引き続き、令和4年度にも星空散歩を実施する予定ですので、御応募をお待ちしております。 

 

降雪から積雪へ

 昨日(1月6日)の日中から、はらはらと雪が舞いだしました。事前の天気予報では降雪のみで積雪の予報は無かったのですが、時間の経過とともに少しずつ木立や土の上に雪が積もってきました。そこで利用者の安全のため、正面玄関前と東側駐車場の動線部分に凍結防止剤(塩化カルシウム)をまきました。翌7日の朝、凍結防止剤の効果もあって、正面玄関前や駐車場の動線部分は凍結せず水になっていました。

 なお、加須げんきプラザの敷地内のすべての場所の除雪はできていません。朝晩や影となっている部分を歩く際は、「ペンギン歩き」と呼ばれる20㎝くらいの歩幅で、足全体で地面をとらえて歩くのが安全だそうです。利用者の皆様には、御不便をおかけいたしますが、安全に気をつけて移動していただきますよう、お願いいたします。

新年のあいさつ

 みなさま、あけましておめでとうございます。昨年は、新型コロナウイルスの影響が残る中、加須げんきプラザでの様々な活動に御参加いただき、ありがとうございます。今年も加須げんきプラザでは、県立の社会教育施設として様々な主催事業を計画し、みなさまの体験活動がより質の高い活動となるよう努力してまいる所存です。令和3年度も残りわずかですが、現在も応募可能な主催事業をいくつもそろえて、みなさまの御来所をお待ちしております。ぜひ、加須げんきプラザに足をお運びください。

 それでは、今年も加須げんきプラザをよろしくお願いします。

主催事業「食とあそびで異文化交流①」を行いました。

 12月12日(日)に、加須げんきプラザにて「食とあそびで異文化交流」を行いました。この事業は、子供たちが外国語を母国語とする講師の方々と一緒に、食べ物づくりやアクティビティなど様々な活動を行い、国際的な視野の拡大を図ることを目的としています。当日は、埼玉県国際交流協会からペルー・マレーシア・モロッコ・ロシアの講師、10家族29人が参加し、粉からつくった加須の手打ちうどんを食べたり、外国の遊びや踊りを体験したりと、様々な活動を行いました。また、日本のおせち料理や箸の使い方を学んだり、縄文・弥生時代の本物の土器に触れたりするなど、日本の伝統や文化についても学習する機会を設けたため、とても充実した事業となりました。

 今年度は、令和4年2月にも同様の内容での開催を予定しております。みなさまからの応募を心よりお待ちしております。

【参加者の声】

・外国文化体験でいろいろなことを知れたし、手打ちうどんは手作りで美味しかったです。また来て、勉強や遊びなどを学びたいです。(小学生)

・世界の遊びを学びました。和文化講座では、箸の使い方などを教わりました。面白かったです。(小学生)

・うどんの先生方と学生さん、皆様親切にしてくださいました。土器に触れたのも珍しくて良かったです。和文化でも改めて知らないことを認識できました。外国文化の先生方が、趣向を凝らしたゲームや国の御紹介、民族衣装など、みなとても美しく、興味深く拝見させていただきました。(保護者)

 

出前講座にて小学生を対象とした人間関係づくりプログラムを行いました。

 11月26日(金)に、加須げんきプラザ職員が熊谷市立三尻小学校に出向き、5年生を対象に加須げんきプラザの体験講座「人間関係づくりプログラム」を実施しました。

 当日の午前中は、校内に6つの会場を設け、各会場で行われるアクティビティ(活動)を児童に体験してもらいました。午後は、体育館にて学年全体で取り組むアクティビティを行いました。先生方からも「林間学校が実施できなくても児童間の関係づくりを行えたことは、児童をはじめ、教職員にとっても非常に意義深いものでした。」と好評でした。

【参加した児童の声】

・今日の体験をして、みんなとの協力の仕方や、助け合いの仕方が改めて分かった。また、新しい協力の仕方やどうやったら仲良くできるかを考えられるようになった。

・男女関係なく、みんな、きずなが深まった。みんなと協力することが大切なことだと改めてわかることができた。

・友達が失敗したときなどに、「ドンマイ」「大丈夫、大丈夫」などを言えた。みんながワンチームになれたと思う。

【学校の先生方へ】

  児童生徒の気持ちは、年度が変わればリセットされることが多いようです。一番顕著に表れるのは、上級学校に進学した時です。実際に、中学校の先生方が学級懇談の際に、保護者の方から「小学生の時は協調性の面で心配でしたが、中学に進学して変化が見られた。」等の話を、聞くことがあるようです。進学したことで児童生徒の気持ちがリセットされ、「頑張ろう」「自分を変えてみよう」という新たな気持ちが、その姿勢となって表れたからではないでしょうか。

 加須げんきプラザでは、今回のGenki通信で紹介させていただいた「人間関係づくりプログラム」が、年度が変わって児童生徒の気持ちがリセットされた際に、さらに良い方向にもっていくことができる1つの手法であると考えています。より良い学級づくりのために、このプログラムを御利用してみてはいかがでしょうか。